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2006年01月07日 |
Q01. |
腰痛は温めた方がよいと聞きました。本当ですか?
何か注意することはありますか? |
A01. |
腰痛は温めた方がよいか、冷やした方がよいかは症状によって異なります。
腰痛が起こった時のほとんどが急性(何かにぶつけた。または、激しい動きや急な動きをした。)だと思われます。この時の症状として多くの場合、炎症や腫れが伴うため、冷やす方法が主になります。逆に温める場合は、痛みが続く慢性の腰痛等が対象になります。
腰痛は様々な原因で起こります。冷やす又は温める、どちらの方法にしても痛みが増す等、少しでも症状が悪化した場合は、自己判断をせずに医師の診察を受けるようにしましょう。 |
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2006年01月07日 |
Q02. |
薬を長い間のんでいる。
止めたいが・・・? |
A02. |
「良くなってきたので薬を止めようと思っているが?」と、患者さんからよく質問されます。
その中には、薬を服用しているから良くなっているのを忘れている方がおられます。薬を服用する目的には病気の治療はもちろんのこと、生活の質を高めるための予防・再発防止があります。
慢性の病気では急に薬を止めたり、自分の判断で止めると症状が元に戻ったり、悪化したりすることがよくあります。また、止めるときは徐々に減量しないといけない薬があります。
続けるのも止めるのも、自己判断は禁物です。 |
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2006年02月18日 |
Q03. |
目薬は何滴くらいさせばいいの? |
A03. |
点眼液は1滴約0.04ml〜0.05mlで調整されています。5mlの点眼液1本で約100滴点眼できます。通常点眼液が眼に入る量(けつまく結膜のう嚢の容量)は約0.03mlですから、一度にたくさんの量を点眼しても目からこぼれてしまい、目の回りのかぶれの原因にもなります。1回1〜2滴の点眼で十分です。 |
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2006年05月26日 |
Q04. |
膝にたまった水、抜いた方がよい? 抜かない方がよい? |
A04. |
軟骨の変性による膝の炎症が進むと、膝に水がたまってきます。すると、関節を包んでいる袋や靭帯が伸ばされ、動かしにくくなり痛みが出てきます。痛みをとるために水を抜く必要があります。
水を抜くと癖になると心配される方がいますが、抜くことが関節液をたまりやすくするのではなく、水を抜いて楽になった膝を酷使する事が、繰り返し水がたまるという症状を引き起こすのです。
なるべく使いすぎないようにしましょう。
〔参考〕 |
関節液(膝の水)について |
量 |
: |
正常時・・・5mlくらい
炎症がおきると60ml以上になることがある |
性状 |
: |
淡黄色透明 粘りがある |
役割 |
: |
・関節の動きを円滑にする
・関節軟骨の栄養源 |
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2006年07月21日 |
Q05. |
睡眠導入剤を服用すると、痴呆になると聞きましたが本当でしょうか? |
A05. |
睡眠導入剤を服用しても、決して痴呆になることはありません。しかし、眠気やふらつき、物忘れなどが副作用として起きることがあり、これを痴呆と感じられることがあります。
日常生活に影響があるのなら、医師に相談して指示を守ることが大切でしょう。 |
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2013年12月24日 |
Q06. |
薬を飲み忘れたらどうすれば良いですか? |
A06. |
薬を飲み忘れた時、どのようにされていますか?
薬が手元にあって、すぐにでも服用できる状況にあれば、飲み忘れに気付いた時に服用される人が多いと思いますが、薬の服用方法(1日に何回服用するか)と飲み忘れに気付いた時間によって対応が異なります。また、薬の種類によっても異なりますので注意 してください。 |