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2008年01月11日
貧血について

貧血とは、血液の中にあるヘモグロビンの量が正常値より少ない状態のことです。血液は、赤血球・白血球・血小板から構成されていて、赤血球の赤い色素がヘモグロビンです。ヘモグロビンは、体中へ酸素を運ぶ働きをしているため、貧血になると全身が酸素不足の状態になります。

<貧血の主な症状>
・めまいや立ちくらみ
・疲れやすい、動悸や息切れがする
・顔色が悪い
等々が、貧血初期の症状です。

※鉄欠乏性貧血
貧血の原因のほとんどが"鉄分不足"。この鉄分不足による貧血のことを「鉄欠乏性貧血」と言います。極端な偏食またはダイエットなどにより鉄分の摂取量が少なくなった時や成長期・妊娠・出産・授乳期など体内で鉄分の需要が増えた時に起こります。

医療機関で鉄欠乏性貧血と診断された場合、多くは食事療法で改善することが可能であり、ヘモグロビンをつくるために必要な鉄分やたんぱく質を多く含む食品を食べるよう指導を受けます。食品に含まれる鉄分には、"ヘム鉄(魚や肉に含まれる)"と"非ヘム鉄(野菜や穀類に含まれる)"の二種類があり、ヘム鉄は非ヘム鉄に比べ腸での吸収がされやすく、脱貧血には、このヘム鉄を十分に摂ってください。しかし、ヘム鉄の多い食品だけを食べれば良いということではなく、非ヘム鉄も、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンC等と一緒に摂ることによって、効率よく摂取することが可能です。また、血液は、鉄分だけではなくたんぱく質・ビタミン・葉酸・銅などからもつくられているので、これらを十分に摂るには、いろいろな食品を偏りなく食べることが重要です。

重度の貧血や食事療法でも改善されなかった場合は、鉄剤が処方され、服用することになります。主な経口鉄剤としては、徐放鉄剤(フェロ・グラデュメットなど)や有機酸鉄(フェロミアなど)があります。経口鉄剤の副作用としては、胃障害・食欲不振・便秘・下痢などの消化器系症状が出ることがあります。しかし、これらの症状は、服用を続けることにより体が慣れて軽減したり、胃腸薬の併用で治まることが多いようです。


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