片頭痛とは?
頭の片側(時に両側)からこめかみにかけて、「ズキンズキン」「ガンガン」脈打つような激しい痛みで、ひどいときには日常生活が妨げられるほどの強い痛み、吐き気を伴うこともあります。一般に女性に多く見られ、月に1〜2回、多いときは週2〜3回くらいの割合で起こるといわれています。
頭痛発作の前に、視野の中心が見えにくくなりチカチカした光がみえることもあります。発作が起こると数時間から3日ほど続きますが、いったん治まると痛みはウソのように消えてしまい、ふだんは何の症状もありません。
*筋肉のコリからくる頭痛は、頭全体がギューっとしめつけられるような痛みで、片頭痛とは少し違う症状です。
【日常生活における対策】
・日常生活の過剰なストレスから一気に解放されて緊張が緩んだ時に頭痛が起こりやすいともいわれています。
*ストレス・疲労をためないように自分なりのリラックス方法を見つけましょう。
・空腹時に頭痛は起こりやすいといわれています。
*食事は三食きっちり食べましょう。
*特に若い女性の場合ムリなダイエットは大敵です!
・寝不足でも頭痛は起こりますが、寝すぎで起こることも多いようです。
*休日でも規則正しい生活を心がけましょう。
※女性ホルモンが片頭痛の誘因となることもありますので、ホルモン剤や避妊用ピルをのむ場合は医師に相談して下さい。
※頭痛発作の前に、視野が欠けたり目の前がチカチカする、また肩の張りや生あくびなどなんらかの症状がみられる方は、それをうまく利用して、薬を飲むことで頭痛を予防することも可能です。
※片頭痛と自分で思い込んでいても、違う病気だったりすることもありますので、
できるだけ早めに診察を受けましょう。
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