<低血圧について>
「朝、起きるのが辛い!」、「疲れが取れない!」など、日常生活の中で様々な症状を引き起こすのが「低血圧」です。
低血圧は、季節の変わり目や夏になると特に症状が強くなると言われています。
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主な症状 |
眩暈(めまい)、立暗み、不眠、だるさ、疲れ、肩こり、下痢、便秘、体の冷え |
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診断基準 |
最高血圧が、一般的には「100mmHg」以下、60歳以上の人ですと、「110mmHg」以下が目安となります。
(やせ型、なで肩の体型の人に多いと言われています。) |
3. |
日常生活での注意点
(1) |
栄養バランスがとれた献立で、おいしく楽しい食事をしましょう。
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献立にみそ汁や梅干しを付けたり、血圧を上げる効果があるとされるチェダーチーズ食べるのも良いでしょう。ただし、塩分の摂り過ぎは高血圧に転じることもあるので注意が必要です。 |
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血圧を上げるカフェインを含んでいるお茶やコーヒーを飲むのも良いでしょう。ただし、こちらも飲み過ぎには注意が必要です。 |
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肉、魚、乳製品などから、たんぱく質を豊富に摂りましょう。 |
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海藻、魚の干物、野菜などから、ミネラルを豊富に摂りましょう。 |
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(2) |
ゆったりとした動作を心掛けましょう。
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座った状態や寝た状態から起き上がろうとするときは、「ゆっくり」とした動作を心掛けることにより、立暗みによる転倒を防ぐことができます。 |
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(3) |
ストレスの解消に適度な運動(散歩など)をし、規則正しい生活を心掛けましょう。 |
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以上のことに注意しながら日常生活を続けても低血圧が改善しなかったり、不安のある方は、医師と相談されるのが良いでしょう。
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