調剤薬局 株式会社 第一薬局

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2018年01月26日

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

<どんな感染症か>
ムンプスウイルスの感染によって発症する急性ウイルス感染症で、通称「おたふくかぜ」と呼ばれています。医学的な正式名称が「流行性耳下腺炎」です。
飛沫(咳・くしゃみ)や接触により感染します。
通常7〜10日で回復し、予後は良好です。
日本では毎年200万人以上の患者さんが発症しています。

<発症する年齢>
4歳が最も多く、3〜6歳で約60%を占めています。

<症状の現れ方>
2〜3週間の潜伏期間の後、両側もしくは片側の唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)の腫れが現れます。ほとんどは耳下腺の腫れです。通常、痛み・発熱を伴います。
感染しても症状が現れない場合が30〜35%あるといわれています。

<合併症>
難聴(ムンプス難聴)・膵炎・脳炎・髄膜炎などがあります。思春期以降では、男性の約20〜30%で精巣炎を、女性の約7%で卵巣炎を起こすといわれています。

<治療・家庭でのケア・予防>
基本的に対症療法(原因を取り除くのではなく、症状を軽減するための治療法)が行われます。熱が高いうちは入浴を控え、水分補給を心がけましょう。
流行性耳下腺炎は、「学校保健安全法の学校感染症(第二種)」に指定されており、感染が認められれば登園・登校停止となります。再登園・登校できる基準は「耳下腺や顎下腺、舌下腺の腫れが出てから5日経ち、なおかつ全身状態が良好であること」となっています。
おたふくかぜワクチンを接種していると、90%以上の人が発症を免れることができます。集団生活に入る前にワクチンで予防しておくことが、最も有効な感染予防法です。

作成:(株)第一薬局 和佐



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