調剤薬局 株式会社 第一薬局

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2006年06月23日
味覚障害と亜鉛の関係

 近頃、食べ物の「味が薄くなった」、「味がしなくなった」ということはありませんか?

 こういった症状(味覚障害)を訴える患者さんが最近増えています。
 味覚は生きてゆく上で大切な感覚であり、味覚障害が起こると食欲が落ちて食事を味わう楽しみが減ってしまいます。

(原因)
 味覚障害の原因として最も考えられるのが、亜鉛不足です。
 亜鉛は舌の表面にある味蕾(みらい)という細胞を形成する成分のひとつで、不足すると味蕾細胞の新陳代謝がうまくゆかず味覚が低下してしまいます。
 亜鉛不足の原因として、加工食品やインスタント食品を数多く食べる、無理なダイエット、又、お薬による影響(利尿剤、降圧剤、抗生物質など)が考えられます。

(1日の必要摂取量と食品)
 1日の亜鉛の必要量は10〜15mgです。(1日必要量の10倍までは長期摂取でも安全)亜鉛を多く含む食品には牡蠣(カキ)、抹茶、アーモンドなどがあります。
 裏技は、牡蠣を毎日3個食べるなんて言うのも考えられますが、そんな事は毎日続かないので、やはりいろいろな食品をバランス良く摂取することが大切です。

亜鉛含有量の多い食品(可食部100g中)
食品名 亜鉛量(mg)
抹茶 133.5mg
牡蠣(カキ) 73.0mg
ココア(粉) 21.7mg
煮干し 21.1mg
アーモンド(いり) 10.7mg
みそ(赤) 11.2mg
しいたけ(干) 9.0mg
あじ 7.6mg
プロセスチーズ 6.4mg

 亜鉛不足により起こる症状は、味覚障害以外にも成長・発育の遅れ、外傷の治癒の遅れ、脱毛、生殖機能の低下などがあります。
 そうならない為に、普段から亜鉛を積極的に摂っておくことをお奨めします。

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