花粉症
くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、花粉症の症状に悩まされている方は多いと思いますが、花粉症治療で『初期療法』という言葉をご存じでしょうか?
この治療の中心は薬物治療で、花粉飛散時期に応じた早め早めの対策がポイントとなります。
*初期療法とは?
花粉が飛散し始める2週間ほど前から抗アレルギー剤を服用し始めることで、症状の出現を遅らせる、症状を軽減する等のことができる他、併用する薬の量や使用回数を少なくすることができます。
『初期療法』を行うためには、まず自分の症状をよく知ることが大切です。花粉症の症状がいつ頃から始まったのか、天気との関係、どの薬を使った時に効果があったのかを日記につけてみませんか?
インターネットなどで花粉の飛散量を調べ、自分の体と花粉の関係を知っておけば、花粉症のシーズンになってもより良い対応ができるはずです。今年から'花粉症日記'つけてみましょう!
毎年、症状がひどく、ティッシュの箱を手放せないっ!!という方は、早めに受診し『初期療法』により、つらい季節を少しでも楽に乗り切りましょう。
*薬物治療以外で、気をつけることは?
・十分な睡眠時間を確保し、疲れやストレスを溜めない。
・アルコール、香辛料などの刺激物を出来るだけ避け、栄養バランスの良い食事を摂る。
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