水虫の季節がやってきました!!!!
水虫とは、皮膚が白癬菌と呼ばれるカビの仲間に感染して起こる皮膚病です。
水虫と言えば足だけに起こると思われがちですが、白癬菌は足以外にも感染することがあります。
足に起きた時は「足白癬」と呼ぶこともあります。
白癬菌は皮膚の最外層である角質層に住み着いているため、角質がアカとなってはがれ落ちる時一緒にくっついていきます。しかし、白癬菌はすぐに死ぬことはなく数週間生き延びることもあります。
<水虫の感染経路>
バスルームの足ふきマットやスリッパ、畳、じゅうたん、寝具などは白癬菌が好む温度と湿気が十分あり、人に寄生するチャンスを待つには適した環境だと言えるでしょう。中でもバスルームの足ふきマットは要注意です。
また、家庭内だけでなく、共同生活の場でも白癬菌は多く存在しています。例えば裸足で歩くスポーツジムのプールや公衆浴場、また裸足でスリッパを履く機会が多い旅先の旅館など感染する可能性は充分あります。
<予防方法として>
白癬菌が角質層に住み着く前にしっかりと皮膚を洗浄すれば水虫は予防できます。入浴時などに念入りに洗浄していれば感染の可能性は少なくなります。
特に足の指と指の間は汚れがたまりやすいため、一本ずつ指を開いて石鹸の泡でしっかりと洗うことが大切です。その際にはナイロンタオルなどでゴシゴシ洗うと皮膚を傷つけてしまう恐れがあるため、手や木綿のタオルでやさしく洗いましょう。また、傷があるなどで石鹸がしみる時はぬるま湯で丁寧に洗い流すようにしましょう。
<薬の塗り方>
薬を塗る時は、患部をきれいに洗浄し水分を丁寧に拭き取り、その後皮膚が乾燥するのを待って薬を塗ることがポイントです。特に入浴後の皮膚は柔らかくなっているため、薬の成分が浸透しやすくなっています。
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