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2007年08月31日
「脳卒中」とは

脳の血管がつまったり、破れたりして起こるものです。

1.脳梗塞、2.脳出血、3.くも膜下出血、4.一過性脳虚血発作の4つに分類されます。

1.脳梗塞
脳血栓 脳の血管が動脈硬化を起こして細くなり、血流が途絶える場合をいいます。主に高齢者に起こりやすく、知的障害、運動障害、意識障害などが徐々に進行します。
脳塞栓 心臓で出来た血液のかたまりが、脳の血管につまる場合をいいます。突然に半身のマヒや言語障害によって始まることが多いものです。
2.脳出血
    脳の血管が、動脈硬化によって脆くなっているときに血圧が高くなり、動脈が急に破れて脳の中で出血が起こる場合をいいます。
多くの場合、突然意識を失って倒れ、深い昏睡に陥り半身マヒを起こします。
3.くも膜下出血
    脳は、脳軟膜、くも膜、脳硬膜という3層の膜に覆われていて、くも膜と脳軟膜の間の細い血管に動脈瘤や動脈硬化があると、血圧が高くなったときに突然破れて出血する場合をいいます。
何のまえぶれもなく突然激しい頭痛に襲われ、一時的に意識を失ったり、昏睡状態に陥ります。
4.一過性脳虚血
    動脈硬化のために一時的に起こる脳の循環障害で、普通は数分間、長くても1時間以内に消えてしまいます。脳血栓のまえぶれといわれ、いずれも一時的に現れるものですが、治っても安心してはなりません。
早期に治療を始めることが大切で、次のような症状がよく見られますので注意してください。
・四肢障害 片側の手足がしびれる、足に力が入らない、箸がうまく使えない、字が書けないなど。
・言語障害 口が利けなくなる、舌がもつれるなど。
・平衡障害 バランスがくずれてよろけやすいなど。
・記憶障害 忘れっぽいなど。

<脳卒中を予防するためには>
喫煙、肥満、過度の飲酒などに、注意する必要があります。

<脳卒中が起こったら>
「発症後3〜6時間以内に初期治療を受けること」 これが鉄則です。
脳卒中が起こったら、「一刻も早く、専門医療機関を受診すること」に尽きるといってよいでしょう。

次のことを、すぐに実行してください。
1. 救急車を呼ぶ
  脳卒中が疑われる時は、一刻も早く専門医療機関での受診が必要になります。
重症の場合はもちろん、軽症と思われる時も救急車を利用してください。
(救急車の到着まで時間がかかる場合は、家族や周りの人の車を手配し、病院へ運んで下さい。その際、注意すべき事は、患者さんを横向きに寝かせることです。)
2. 救急車の到着までにしておくべきこと
  (できるだけその場で横になることが原則ですが)
快適な場所に寝かせましょう。(マットや毛布などに患者さんを乗せて、救急隊が応急処置をしやすく、しかも救急車に運びやすい場所に患者を移す。)
横向きに寝かせ、楽に呼吸できるようにし、吐いたものがのどに詰まらないようにする。

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