サプリメントについて
レトルト食品やインスタント食品の摂取、また、不規則な食事などが珍しくない現代生活の中では、様々な栄養を的確に摂ることが困難になりがちです。栄養素が足りない状態が続けば私たちの体は、病気にかかりやすく、様々な症状を引き起こします。
毎日の食事だけでは不足しがちなビタミンやミネラルなどの栄養素を、補うための食品を「サプリメント」と言い、「栄養補助食品」とも呼ばれています。サプリメントとは、英語で直訳すると「追加」、「補足」、「補給」という意味です。
サプリメントは、食品から抽出した天然成分のものもあれば、化学合成されたものもあり、俗に「健康食品」と呼ばれていても、絶対に副作用が無く安全と言い切れるものでもありません。
サプリメントを、医薬品と同じイメージで、病気治療の目的で服用している人を見かけますが、医薬品とサプリメントでは、使用目的が異なります。医薬品は、病気や症状に対して作用し、効果を期待するものですが、サプリメントは、栄養バランスを整え、体が本来持っている自然治癒力や免疫力を高めるためのものです。
体に異変を感じた時、サプリメントの服用で様子を見るのも一つの方法ですが、前段で述べたように使用目的に違いがあることを踏まえ、症状によっては、早めに受診されることをおすすめします。
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