調剤薬局 株式会社 第一薬局

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2009年12月21日
乗り物酔い

 乗り物酔いは、加速度病、動揺病とも呼ばれ、全身が揺れや加速など複雑な動きを受け、過去に経験した動きの記憶と比較して現在の動きの情報が大きく異なる場合に、視覚と平衡感覚との情報に矛盾が生じ発症すると言われています。
 症状は、主に自律神経失調症状で、だるさ、あくび、顔面蒼白から始まり、冷や汗、唾液分泌過剰、頭痛、吐き気などに至り、無力感や物事に集中できないといった状態も伴います。


【予防方法】

1. 体調を整える
体調不良時は、乗り物酔いを起こし易いため、十分な睡眠を取り、空腹状態や食べ過ぎ状態を避ける。排便も済ませておく。

2. 乗り物は揺れの少ない場所や座席を選ぶ
飛行機・電車・船は、なるべく中央部に乗るようにする。また、バスは、揺れが大きいタイヤの上の座席、エンジンの振動や排気ガスの臭いがある後部座席は避けるようにする。進行方向前方の視野が広がり加速の変化を予測し易いため酔い難いと言われている前部座席か揺れが少ない中央部に乗るようにする。乗用車であれば助手席がよい。

3. 酔い難い服装と体勢への注意
・体を締め付けないように注意し、ゆったりとした服装にする
・座席に座る際は、進行方向を向いて座る
・頭をむやみに動かさず、背もたれ、枕などで固定しておく
・下を見たり本を読んだりしない
・遠くの景色を見る(眼球の動きを抑えることと、自己の位置を把握し感覚混乱を克服するのに役立つ)
・眠る(眠っている間は乗り物酔いを起こさない)

4. リラックスする
乗り物酔いは、心理的要因が多分に関わっていることが知られているため、気分を落ち着かせ「乗り物酔いにはならない」と信じるようにする。また、話などをして気を紛らわす。


5. 薬剤を服用する
薬剤の服用は、乗り物に乗る前あるいは症状が発現する前が効果的であり、通常30分~1時間前に服用するとよい。また、薬剤を持っているだけでも安心感が得られ、精神的にもゆとりができる。 ただし、基礎疾患をお持ちの方は、服用前にかかりつけの医師や薬剤師に相談して下さい。


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