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2010年03月18日
こむらがえり

 夜中に脚がつって目が覚め辛い思いをした方は、結構多くいらっしゃると思います。  
医学的には、「有痛性筋痙攣(ゆうつうせいきんけいれん)」と言い、筋肉が収縮したまま、弛緩しない状態となります。これが「こむらがえり」です。
 こむらがえりは、ふくらはぎや足の裏に多く起こりますが、それ以外にも、太もも、首、背中、腹部などでも起こることがあります。

なぜ、こむらがえりが起こるのでしょうか?  
 人の身体の細胞内にはカリウムイオン、血液の中にはナトリウムイオンが多く含まれています。筋肉が収縮する際には、それぞれが細胞の内外を移動するのですが、何らかの原因で、これらの移動がスムーズに行かなかった場合、筋肉の収縮や弛緩が上手くできなくなってしまいます。  
 特に、運動をして沢山の汗をかいたとき、妊娠中でカルシウムやマグネシウム不足が続いているとき、下痢が続いて脱水症状となっているとき、高血圧症などの治療のために薬剤を服用しているとき、また、糖尿病や腎不全、肝硬変などの持病がある人に、こむらがえりは起こり易いのですが、実際に起こるこむらがえりの大半は、はっきりとした原因が解らない場合が多いようです。  

こむらがえりを予防するには
 カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質を補給する必要があります。電解質を多く含む食材としては、野菜、果物、海草、牛乳、小魚などがあり、これらをバランス良く食べる事が大切です。
 運動をする際には、十分な準備運動をし、スポーツドリンクなどで電解質を補給することも必要です。また、筋肉疲労を取るための入浴やマッサージなども効果的です。  
 もし、こむらがえりが起こってしまった場合には、慌てずに痛む部分をさすって、収縮した筋肉を伸ばすようにしてください。
 また、持病のある人や薬を服用している人で、頻繁にこむらがえりが起こる場合は、直ぐ主治医に相談しましょう。




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