病院や薬局でお薬を渡される時に、「お薬は包装シートから取り出してお飲みください!」っと、言われたらどのように思われますか?
「それは当然のことだから大丈夫!」と、思われる方は多いと思います。しかし、お薬を包装のまま誤飲する事故は、毎年のように起こっています。
お薬の包装方法には色々ありますが、今はPTP( Press-Through-Package)包装が主流です。このPTP包装とは、プラスチックにアルミなどを貼り付けたシートのことで、皆さんがよく目にされるのが、このタイプです。
PTP包装のお薬を1錠ずつに切り分けてしまうと、誤飲しやすいサイズになりますし、ハサミなどで切った場合角が鋭くなり、誤飲した時に消化器官などを傷つけてしまう恐れがあります。
お薬は、可能な限り切り分けないで管理してください。また、お薬を服用時間別に入れる容器やお薬カレンダーなどを利用して管理されている方は、特に注意していただくようお願いいたします。