手洗いがインフルエンザや風邪の感染を防ぐ上で非常に重要であることは昔から言われていますが、最近では手洗いの重要性が改めて認識されてきました。特にインフルエンザウイルスは感染力が強いため、「咳」や「くしゃみ」をした際に出た飛沫を直接吸い込んで感染したり、飛沫で汚染された手指や物の表面から手を介して感染することもあります。
インフルエンザの流行時期には、電車の吊革やドアノブなどから多くのウイルスがよく検出されるそうです。ウイルスの感染力は、ドアの取手、テーブルの表面で2時間あるいはそれ以上の時間、持続していることが知られています。
手洗いは、ふたつの観点から、インフルエンザの感染防止に重要です。まず、自分が感染していない場合、手洗いによって手指を介する接触感染を防ぐことができます。次に、自分が感染(発症)している場合は、汚染された手指を介する周囲環境の汚染を抑えて、接触感染による周りの人への広がりを防ぐことができます。
以下に手洗いの方法について紹介します。

またインターネットの動画サイトなどでも正しい手洗いの方法を見ることが出来ます。
(http://www.youtube.com/watch?v=jyOh_14F77U)
正しい手洗いの方法を身に着けて病気から体を守るように心がけましょう。