調剤薬局 株式会社 第一薬局

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2012年3月29日
「ロタウイルスワクチン」の発売と接種について

ロタウイルスは、子供に多い胃腸炎の原因の1つです。冬から春にかけて多い感染症で、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が見られます。下痢の場合、便が白くなる白色便を起こすのが特徴で、感染力が強く、有効な抗ウイルス薬がありません。乳幼児で下痢が続くと脱水症、希に重篤な脳症を起こしたりすることがあります。

このことから、重症化を予防するために、ロタウイルスワクチンが開発され、極最近、発売されました。このワクチンは、飲むタイプの生ワクチンで生後6週から接種でき、高い確率で下痢症の重症化を防ぎます。

現在、ロタウイルスを予防するワクチンとしては、成分が異なるロタリックス、ロタテックの2種類があります。


・ロタリックス:

4週間隔で2回接種します。遅くとも生後20週までに1回目、生後24週までに接種を完了します。生後24週以降は接種することができません。

・ロタテック: 4週間隔で3回接種します。遅くとも生後24週までに1回目、そして3回目は生後32週までに接種を完了します。生後32週以降は接種することができません。


(注意)どちらのワクチンも接種できる期間が決められていているのは、腸重積症(腸閉塞の一種)が起こりにくい低い年齢で接種するのが目的です。今のところ、両方のワクチン共にほぼ同じ良い効果を示しています。ただし、保険適用ではないので詳しくは小児科にお尋ね下さい


作成 : (株)第一薬局 日方




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