『糖質ゼロ』って太らない?
糖質とは、糖類、多糖類、糖アルコールの総称です。
・糖類・・・・ 二糖類 ― 砂糖(ショ糖)
単糖類 ― ブドウ糖、果糖
・多糖類・・・でんぷん、オリゴ糖
・糖アルコール・・・キシリトール
糖質に関わる表示は、「糖類ゼロ」、「糖質ゼロ」、「ノンシュガー」、「シュガーレス」、「砂糖ゼロ」、「無糖」、「微糖」、「低糖」、「糖質フリー」の9種類があります。
表示の
無、ゼロ、ノン、レス、フリー = 100g当たり 0.5g未満
100ml当たり 0.5g未満
低、微 = 100g当たり 5g未満
100ml当たり 2.5g未満
(消費者庁 栄養表示基準より) |
したがって糖の含有量は、
糖質ゼロ < 糖類ゼロ、ノンシュガー、シュガーレス < 砂糖ゼロ の順に
なります。
三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)は、生命活動に必要なエネルギーの源であり、糖質は脳や筋肉のエネルギーに、脂質は身体を運動させるエネルギーとなります。最後に、たんぱく質は身体の構成成分の交換に利用されます。
糖質は1グラム当たり 4キロカロリー、たんぱく質は 4キロカロリー、脂質(脂肪)は 9キロカロリーのエネルギーを発生します。
例えば糖質ゼロの飲み物なら、100ml中0.5g未満の糖質が含まれているので、多ければ約2キロカロリーを摂取していることになります。
『糖質ゼロ』の表示などは、『ゼロだから太らない!』という錯覚をしてしまうので、表示されている言葉の印象に惑わされないように注意しましょう!
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