調剤薬局 株式会社 第一薬局

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いろいろ情報コーナー Q&Aコーナー ジェネリック医薬品Q&A
2014年08月25日
☆お薬手帳の有用性☆

 

薬局で薬をもらう際等、「今日は、お薬手帳をお持ちですか?」と、よく訊ねられると思います。

 

そもそもお薬手帳とは、どういったものなのでしょうか??

「お薬手帳」は、患者さんに処方された薬の名前や飲む量、回数等を記録するためのものです。この記録があると、医師や薬剤師は、どのような薬をどのくらいの期間服用されていたのかが理解できます。
また、他の医療機関を受診し、薬が出たときにも、同じ内容の薬が処方されていないか、飲み合わせ(後に説明)は大丈夫か等確認できます。

 

 

<お薬手帳のメリット>

  • @  健康管理や副作用予防
    「お薬手帳」には、ご自身の副作用歴・アレルギー歴・既往歴などを記入するページがあります。
    特に、副作用やアレルギーについては繰り返したくないですから、服用した薬の名前や症状を記入しておき、医療機関を受診する際等「お薬手帳」を提出することで予防ができます。

  • A  飲み合わせチェック
    複数の医療機関を受診し多くの薬を服用される場合の注意として、それぞれの薬が持つ成分によって、薬の効果が強くなり副作用が出てしまうことや効果が弱くなってしまうことがあります。これが「飲み合わせ」です。
    「お薬手帳」を医師や薬剤師に見せることで、この飲み合わせを防ぐことができます。

  • B  旅先での薬のトラブル
    いつも飲んでいる薬を旅行先に持っていくのを忘れた場合、医療機関や薬局等で「お薬手帳」を提出することで受診や投薬がスムーズに進みます。

  • C  災害時
    平成23年3月11日発生の東日本大震災においては、「お薬手帳」の情報から服用されている医薬品が迅速かつ適切に渡されている場面が数多く見受けられました。「お薬手帳」の活用が医薬品の安全な使用に効果を上げたのです。
    避難所に避難されていた慢性疾患の方が服用されていた薬を聞き取り「お薬手帳」に記載することで、医師の診察が効率的に行えました。また、救護所で患者さんにお渡しした薬について「お薬手帳」に記載し配布することで、その後の継続治療に役立ちました。

  • D  事故時
    例えば事故等で意識がない状態となり、救急車で病院へ運ばれることがあっても、 「お薬手帳」を携帯していれば、服用している薬から基礎疾患等が推定できますので、病院へ搬送された後の治療において、情報が何も無い場合とでは大きく違ってきます。

※  「お薬手帳」には上記以外にも多くのメリットがありますので、常に携帯するようにしてください!!

★追記★

今年4月の診療報酬改定で薬局が患者さんに薬の飲み方を説明する際に認められる「薬剤服用管理指導料」が見直されました。この中で、お薬手帳を使わなければ、医療費が10円〜30円安くなるということになります。しかし、上記で説明してきたように、医師や薬剤師が様々なチェックや確認を行っています。安くなるということでお薬手帳を持たないと考えるよりも持って頂くことが患者様にとって大変価値があると思われます。 ぜひ、お薬手帳を携帯し、積極的に活用して頂くことをお勧めします。



作成 : (株)第一薬局 医大前



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