感染性胃腸炎(ノロウィルスについて)
感染性胃腸炎とは、細菌・ウィルス・寄生虫などによって引き起こされる胃腸炎のことで、因によって流行する時期が違います。その中でも冬場に多く発生するものとして、ノロウィルスがあります。
症状としては嘔吐・下痢が主症状ですが、軽度の発熱・腹痛など個人差はあります。 その後、1〜2日で治癒し後遺症が残ることもありません。 ただし、免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、激しい嘔吐や下痢による 脱水症状に気を付ける必要があります。 感染の原因としてはヒトからヒトへの感染と汚染した食品を介して起こるものがあります。 ウィルスが原因なので特別な治療法はありませんが、つらい症状を軽減するための 対症治療が行われます。
作成 : (株)第一薬局 本店