鼻の中に鼻水をためたままにしておくと、鼻づまりだけでなく、鼻炎や副鼻腔炎、中耳炎、痰や咳などを悪化させる原因になります。鼻は正しくかみましょう。
【正しい鼻のかみ方4つのポイント】
- ① 片方ずつ鼻をかむ
- ② 口から息を吸ってから鼻をかむ
- ③ ゆっくり少しずつかむ
- ④ 強くかみすぎない
【やってはいけない鼻のかみ方】
- 両方の鼻を一緒にかむ
- 力まかせにかむ
⇒ 無理な力によって鼻水とともに鼻水の中のウイルスや細菌、炎症によって作られた物質が奥に入り、副鼻腔や中耳に悪影響を及ぼします。鼻血が出たり、耳が痛くなったりすることもあります。
- 鼻をすする
- 中途半端にかむ
⇒ 鼻すすりは中耳炎を起こしたり治りにくくしたりする原因になります。中途半端に奥に残った鼻水がのどに流れると、痰がからみ咳を引き起こします。
- 鼻をほじる
⇒ 鼻血が出たり、傷から細菌感染を起こしたりすることがあります。
鼻をかんでも上手に出せない時は耳鼻咽喉科を受診しましょう。